PAST INITIATIVES これまでの取り組み

SmartHRは、社会全体のアクセシビリティ向上に貢献するため、製品開発以外にも社内外でさまざまな取り組みを行っています。ここではその一例をご紹介します。

社内研修

  1. 新入社員向け
    アクセシビリティ研修

    社員一人ひとりが業務の中でアクセシビリティ向上に取り組めるよう、
    毎月全職種の新入社員を対象にアクセシビリティの考え方や概要を伝える基本研修を行なっています。

  2. アクセシビリティマスター
    養成講座

    製品開発チームの有志を対象に、アクセシブルな製品開発を進めるための研修を実施しています。

  3. デザインシステム

    社内でデザインを行う際に参照するデザインシステムに、アクセシビリティに関する基準を盛り込んでいます。

社会に向けての啓発活動

  1. ウェブアクセシビリティ
    基盤委員会

    2021年、SmartHRはウェブアクセシビリティ基盤委員会
    (Web Accessibility Infrastructure Committee、以下「WAIC」)へ参加しました。
    WAICはウェブアクセシビリティの理解と普及を促進するためのさまざまな活動を行う委員会です。

  2. イベント登壇や
    スポンサーシップ

    ウェブ、アプリなどデジタル分野のアクセシビリティをテーマにした
    オンラインセミナー「GAAD Japan 2022」への登壇及び協賛を行いました。
    GAADは、デジタル分野(ウェブ、ソフトウェア、モバイルなど)のアクセシビリティを啓発する日として
    2012年に設定された日です。GAADである5月の第3木曜日は、毎年世界各地でアクセシビリティをテーマにした
    さまざまなイベントが開催されています。

  3. 「働くの学び舎」プロジェクトを通した社会貢献活動

    2022年にスタートした「働くの学び舎」は、誰もがその人らしく働ける社会を目指して、
    学ぶ・知る機会を共創するSmartHRのプロジェクトです。本プロジェクトの一環として、
    ウェブアクセシビリティをテーマに含む下記講座を提供しています。

    UXとウェブアクセシビリティの基礎講座

    情報技術を学ぶ学生を対象に、サービス開発に携わる講師が開発で培った技術や知見をもとに
    したUXとウェブアクセシビリティの基礎知識を共有する講座です。

障害者雇用

アクセシビリティテスター
プロジェクト

障害を持つ従業員がそれぞれの障害特性を生かしてSmartHRの機能をテストし、
問題点をフィードバックすることで製品のアクセシビリティ改善に繋げるというプロジェクトです。
障害のある従業員向けに組織の中にある既存の仕事を切り出すのではなく、
それぞれの特性に合わせた仕事を創出するという新しい障害者雇用の形を模索しています。

  • 視覚なしのユーザーによる
    テストを見る

    テスターの特性

    • 先天性全盲、ロービジョン(弱視)

    • 日常生活においてスクリーンリーダー(音声読み上げソフト) NVDA、PC-Talker、ナレーター、VoiceOverを使用している

  • テスターの特性

    • 弱視

    • 両眼球後視神経炎による視力障害により、両目の視力は0.01以下

    • 右目は右上が、左目は下半分が視野欠損しており、また視野狭窄も有り

    • 日常生活においてアクセシビリティの反転機能(色を反転する)、文字の拡大機能、拡大鏡、電子ルーペ(クローバー4)を使用している

  • テスターの特性

    • 全身の筋肉運動機能障害により車椅子使用

    • 筋肉緊張が強く硬直気味

    • マウスを動かすのが大変なためトラックボールマウスを使用している

    • ダブルクリックなど連続した動きやタイピングが苦手なためパソコン作業が時間がかかる

    • そのためパソコンよりもiPhoneでの文字入力の方が楽に行える

    • iPhoneに独自の辞書を用意したり、キーボードのカスタマイズを行って入力の時間短縮をしている

    • 日常生活においてiOSのAssistiveTouchを利用し、操作を効率化している

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