ACCESSIBILITY TESTER PROJECT アクセシビリティ
テスタープロジェクト

障害がある従業員がそれぞれの障害特性を生かしてSmartHRの機能をテストし、
問題点をフィードバックすることで製品のアクセシビリティ改善に繋げるというプロジェクトです。
障害のある従業員向けに組織の中にある既存の仕事を切り出すのではなく、
それぞれの特性に合わせた仕事を創出するという新しい障害者雇用の形を模索しています。

視覚なしのユーザー
によるテスト

  1. テスターの特性

    • 先天性全盲、ロービジョン

    • 両目の視力は0.01以下

    • 右目は右上が、左目は下半分が視野欠損しており、また視野狭窄も有り

    • スクリーンリーダー(音声読み上げソフト) NVDA、PC-Talker、ナレーター、VoiceOverを使用

  2. 見つかった/改善された問題点

    • 見出しがなく、質問にスムーズに移動できない

    • 入力内容を削除するボタンの代替テキストが「close」になっており、誤って入力内容を削除してしまった

    • 見出しがなく、カテゴリーごとの移動の負担が大きい

    • 生年月日を入力するカレンダーが閉じられない

  3. テストの様子

    人事評価の目標入力機能をスクリーンリーダーでテストしている様子。
    開発チームも同席して、開発へフィードバックしています。

    ビデオ会議のスクリーンショット。人事評価の目標入力機能をスクリーンリーダーでテストしている様子が画面共有され、開発チームがそれを見ている。

限られた視覚のユーザー
によるテスト

  1. テスターの特性

    • ロービジョン

    • 両目の視力は0.01以下

    • 右目は右上が、左目は下半分が視野欠損しており、また視野狭窄も有り

    • アクセシビリティの反転機能(色を反転する)、文字の拡大機能、拡大鏡、電子ルーペ(クローバー4)を使用

  2. 見つかった/改善された問題点

    • 文字が小さく読みにくい点が多数ある

    • ページ内にスクロール可能な箇所があると、ページ内を探索する難易度があがる

    • 画面の右側にあるボタンを見つけにくい

  3. テストの様子

    Windowsのハイコントラストモードと拡大鏡を利用して、SmartHRの入社手続き機能をテストしている様子。
    限られた視力において、対象を拡大しつつ、目への負担を減らした状態でも利用可能かをテストしています。

    SmartHRの入社手続き機能のテストの様子。画面の色が反転され、マウスカーソル周辺が画面下部に拡大されて表示されている。

限られた器用さ、または力の
ユーザーによるテスト

  1. テスターの特性

    • ダブルクリックが苦手、マウスを動かすのが苦手

    • 文字入力に時間がかかる。そのため独自の辞書を用意したり、キーボードのカスタマイズを行っている

    • iOSのAssistiveTouchを利用し、操作を効率化している

  2. 見つかった/改善された問題点

    • アイコンのみのボタンやリンクなど、操作箇所が小さく押すのが難しい

    • 日付選択において、昔の日付を選択するのに入力が多くなり手間がかかる

    • 縦にも横にもスクロールされる領域の操作が難しい(意図した方向にスクロールするのが難しい)

  3. テストの様子

    iOSのAssistiveTouchを利用して、SmartHRの入社手続き機能をテストしている様子。
    限られた手の器用さで、支援技術を利用した状態でテストをしています。

    モバイルでのテストの様子その1。セレクトボックスから選択肢を選択している。
    モバイルでのテストの様子その2。履歴書・職務経歴書をアップロードするUIのテスト
    モバイルでのテストの様子その3。雇用保険の被保険者番号の入力をしている。

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